看板科学の知見

第10回 一部を変更するだけ!低額で集客効果アップ!

とある外国の町並み。
(矢印で示した)この看板良いのですが、まだ目立たせる余地がありそうです。
どの程度目立っているのか?分析してみましょう!

【解説】

人間の目には、視覚的要素を決める重要な要素があります。それらは、次に挙げる要素になります。

明暗度
赤/ 緑の色コントラスト
黄/ 青の色コントラスト
文字、輪郭

視線予測サービスで解析する画像に、それぞれの”視覚的要素”がどの程度含まれているかによって、解析結果が変化します。これらの視覚的要素を理解してデザインを変更することで、視覚に与える影響を最大にすることが出来ます。

ヒートマップとは、最初の3~5秒のあいだに注意をどれだけ引きつけられるかを「色」で表現したものです。
注意を引きつけやすい場所は暖かい色である黄色や赤といった色で、注意を引きつけにくい場所は寒い色である青や緑といった色で表されます。
ヒートマップを見ると一目瞭然!
あまり赤くなっていませんので思った程視認性が高くないのかもしれません。

上の図はリージョンマップというもので、最初の3~5秒のあいだに注意をどれだけ引きつけられるかを「数字」で表現したものです。
この数字は、注意をひきつけやすい確率を示しています。
各エリアに付随しているスコアは、画像を見た時の最初の3~5秒間の、注意が引かれる確率を表します。
目がいかないことはないですが周辺の看板の方が目立っています。

視線トラッキングチャートは、画像を見た時の、視線の動きの予測を表したものです。
番号の箇所は、視線が留まりやすい所です。

こちらでは奥の建物の光⇒青いフラッグ⇒椿林閣の看板⇒今回改善予定の看板という順番で視線が動いています。
さて、今回はもっと目立つ看板にするためにデザインを考えてみましょう!
それでは、エンドライン流ビフォーアフター大改造をやってみましょう(^^♪

【変更点】

今回はただ改善するのではなく、低予算でやりましょう。看板上部のみ赤く変更して上から貼ってみます。

さて、分析をやってみましょう!

ヒートマップ、リージョンマップ、視線トラッキングチャートで分析すると、明らかに看板の視認性が上がっています。特に視線トラッキングチャートでは4から2になり分かりやすく効果が出ています。
もともと、ある程度視線を集める事ができる位置にありましたが、更にシッカリ視線を集めています。また、目立つ部分も本来一番伝えるべき「何屋なのか」の部分なので、集客という意味ではVASに現れる変化以上の効果が見込めます。

【まとめ】

少しだけ変えるだけでも、視認性は変わってきます。看板は店の顔です。1度作成したら終わりではなく、この様に低額でも出来る事はたくさんあるので、動きを付けていきましょう。

エンドラインは看板を科学する